進化を感じる

日常譚

月が吹き飛ばされるほどの衝撃から数日。

僕はというと、メカオペレーションに参加したりコツコツとコスモミッションをこなし、コスモツール作成に勤しんでいた。
というのも、黄金実装から離れていたことがあり装備が追いついていないためだ。

冒険に急がず、モノづくりの基本ともいえる素材集めをして自分を見つめ直しつつ、あわよくば装備を更新したい。

自分を見つめる、まだ知らない何かを求めているとか言っておきながら、そんな邪な?野心を抱いている僕。

だれかこいつをひっぱたいてくださいw

装備が690の妥協禁断という状況でも、時間を掛ければコスモミッションがクリアできるというのには助かった。今までは少しでも効率を求めて下調べに時間を掛けたりしてたので、まずはやってみようという思考になってきているのも良かったのかもしれない。

兎にも角にも、採掘師の武器作成を目標とすることにした。

武器作成でコスモミッションをやっているとすごいな~と感じたところがいくつかある。

転送でのメカオペレーション参加のしやすさ。

アレロットさんに話しかると転送してもらえる。
コスモスプリント、コスモデジョンもあって移動がサックサク。揚げたてです。

納品の手間の省略。

採った素材は確かに機械やカゴに集めてから運ぶなり加工するなりするよな~。

獲得クレジット量の一定回数アップ。

メカオペレーション参加でのボーナスの恩恵が回数で得られるのは、地味だけど画期的だ。
ログアウトした後でも効果が残るのがイイ!

コンテンツとしてのギャザクラの進化を感じる…!
美味しいところを如何に美味しく食べてもらえるかを追求してくれている姿勢が好きだ。
そして細かい配慮がたまらない。
馴染みのラーメン屋さんが味の追求はもちろん、卓上調味料にも凝ってくれているようなこだわり。鞄置きやハンガーを設置してくれるような、ラーメンという大道の仕事を大切にしながら、できる限りの配慮はしてくれている感じが嬉しくなる。

そしてFF14の進化を感じながらコツコツとやっていると…

共同施工作業発生!
おおおおおおおお、なんだこれは!
そんなときの惑星探索のすすめ!
どうやら協力して施設を建設する共同イベントらしい!
探索計画のコンプリート数累計が一定に達すると発生するのか。
今まで皆が積み上げて準備してきた素材や部品がここで使われるのか~。
今までの積み重ねが目に見えると貢献している感があっていいな~。

資材を集めて…

加工して…

運んで…

おお、溶接するのね!
さすがの科学力、ボンベなし!インパクトドライバーのサイズで溶接ができるのか…!

取り付けは叩くのいいね~w
進んだ科学力の中でも光る”叩く”!

うづきさんも駆けつけて参加!
親方!確認お願いします!

そして勝手に監督しだす。
君の旗振りに安全が懸かっているいるのだな!ありがとうな!
ヨシ!

この人数でわちゃわちゃやるのは安全面的にはどうなんだろうか!
でも楽しいからそれもまたヨシ!

どんな場所でもいつの時代でも、磨かれた職人の技を見るのは心地ヨシ!

誰にだって休みたくなる時があるよな。
一息いれたらきっとまた歩き出せるから、そんなに怒らないで大丈夫さ。
缶コーヒーでも一緒に飲みながら君なら大丈夫だって言ってあげて欲しい。
名もなきレポリットよ、真面目な君ならそういう選択もとれるはずだ。

そして…

ついに完成!

でけ~。すげ~。何かわからんけど。

親方。すみません。
自分何を作っているかわからず作業してました。

探索の軌跡を見てみると、どうやらここはローダーハンダーというらしい。
ガラス資材を用いた壁材。これが鋼に勝るほど頑強で太陽光を雷エネルギーに変換できる。
装飾的にも美しく、アーテリスからガラス工芸の専門家を招聘し、技術者さんとともに最新技術を集結して開発したとのこと。

なんかすごいってのは分かったわ。

そんな中、ふらふらしていると記念撮影をするNPC達に惹かれた。

いつかこの人たちに子供ができて(すでにいるかもしれないけど)、父と子の日常の会話の中でこの記録を見たら、宇宙にあるローダーハンダーの工事に携わったなんて話をするのだろう。そうしたらきっと、その子はうちの親父ローダーハンダー作ったんだ!すげ~!ってなるんだろうな。

目を輝かせるその子の瞳が、父にとっての宝となり誇りとなるのかもしれない。

コスモツール作成のことはすっかり頭から抜け。
紡がれることのない小さな物語を(勝手に)夢想して微笑む女々しいおじさんなのでした。

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