モンスターを狩るというシンプルな設計ながら、モンスターの住まう土地に足を踏み入れるという緊張感。素材を集めて道具や薬品を作るというサバイバル感、狩った素材で武器や防具を作るという成長をすぐに実感できる楽しさ。そんなモンハンは当時の僕には衝撃的だった。
記憶を遡ると、僕がモンハンに出逢って最初にプレイしたのは無印だったと思う。
無印ではリオレウスに心を折られ、その後時を経てプレイしたモンハンワールド・アイスボーンではベリオロスに心を砕かれた。
プロハンにはなれなかったけれど、ヒカセンとなった今こちらの土俵で戦えるなら話は別だ。
超える力はもう、僕の内にある。

うづきさんの募集に参加し、カイゲさんを含む三人でイベント攻略へ乗り出した。
道中、チョコボ?とのシーンで鳥を吸った時の匂いの話になった。

うづきさん曰く、鳥はお米の匂いがするらしい。
僕の人生ではまだ、鳥を吸う機会がなかった。というか鳥を吸う発想がなかった。
鳥で一服する欲より怖さが勝つw
つつかれたら痛そうだし。
ちなみにうちの愛犬は風呂というか水が大嫌いで、油断して風呂に入らない期間が長くなってくると一服した時にうまみが抜けて少しエグみの滲んだ昆布臭がしてくる。

カイゲさんから膝のにおいについての話に発展したけど、体の硬い僕はひざのにおいの嗅ぎ方がピンとこなくて、どんな態勢で膝のにおいを嗅ぐんだ?という疑問から日本のどこかの地域では他人のひざのにおいを嗅ぐ僕のまだ知らない文化があるのか?という疑問に発展して、僕の思考は勝手に膝で心神喪失デバフ状態だった。
考えが巡ってしまっていて、ただでさえ少ない口数がほぼ無になったからカイゲさんはたぶん変なことを言ってしまったと気を揉んだかもしれない。
そして定説通り、猫の肉球はポップコーンの匂いということで話がまとまった。(まとまったのか?)
そんな会話をしているとインスタンスエリアに到着!
圧倒されるほどの景色は是非プレイして味わっていたいので今回は一部紹介!

画質を落としていることを忘れる程綺麗な映像。そして叫びたくなるほどの雄大さに圧倒される!

おなじみのこんがり肉。
この広い世界に生かされていて、それを理解しているから無意味に命を頂くような真似はしない。

これから起こる激闘とは関係ないであろう空の青さが、この世界からの贈り物のようでもあり、どこか遠い世界に来てしまったみたいにも感じられる。
そして始まる…!護竜アルシュベルド狩猟戦!

アルシュベルドはどんな匂いなんだろう。
僕のひざの匂いではないことは分かる。
きっと血の臭いと獣臭は携えている。
そして芯はあるのにほのかに甘い白いバラ、プロスペリティーの香り。
他種とまた違った気品は強靭で荒々しくもどこか艶(あで)やかさがあって、圧倒的な力の前に生を諦めて甘き死を望んでしまうのではないだろうか。
たたかいが始まるとやっぱりモンハン!
まずは予兆を見て技を把握して…と、ギミックを客観的に見ようとしすぎて予兆ばかり気にしてモンスターの動きを把握し忘れる…!ヒカセンの経験が足を引っ張る!
普段からモンハンを嗜む二人は何のそのという感じで、当たり前のように難なく技を避けていく。
そしてモンハンで僕の苦手な要素、モンスターがデカくて速い!
スピードとパワー兼ね備えるのはズル!怖いって!
攻撃範囲がいちいち広くて被弾する…!
意識を予兆からモンスターに据えると攻撃のリズムが解ってきた。
いける…!
でも結構固い!不慣れでノーマルとはいえ強く感じる!
マッチングした方々も初見や二回目の方々らしくまだ動きがぎこちない。
でも回復薬グレートが心強い!
負けじとLB3!!!

そして…!

強かった…!でもノーマルのお陰か倒せない敵じゃなかった…!
極があると思うと恐ろしい…。

討伐後の記念撮影!
無意味に命を頂くような真似はしない。(キリッ)とかいってたけど、
素材足りないから多分周回するわw
命に敬意を払い正しいことを愛すヒカセンとて、背に腹は代えられないのだw
意味はあるからね!すまんなw
でも報酬が良すぎるのがいけないね。(責任転嫁)
素材はしっかりもらって有効活用させてもらうから許してね。

無事クエストクリア~。
報告を完了した横では…

いやもううそじゃん。
アルシュベルドはやっぱり薔薇の香りがした。



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