FL指南!デスを減らす方法シリーズ、マップをひらくということ編
当記事では、フロントラインでチームやPTに貢献できるようになる考え方や方法をシリーズに分けて解説します。
本記事は、「マップをひらくということ」という内容です。
この記事を読むと、ダウンしないためにマップを開いてなにを見て何をすればいいのかがわかるようになります。
はじめに
どうも、ぎゅーまです。
前回は「なぜ」の部分に焦点を当てて記事にしました。
今回からは「どのように」について記事にしていきます。
マップはだれにでも開けますが、そこからどんな情報を拾えるかがカギだと考えています。
FLで、少しでも役に立てれば嬉しいです。
マップを開く
私はPvPプレイ当初マップを開くより視野を広く確保したいと考えてマップを開かずプレイしていましたが、マップを開くことは必要です。
今までマップを開いてなかったというかたは、まずは開いた状態の画面のみにくさに慣れるところからで構いませんので開いてプレイしましょう。
そして結論からいうと
マップという小さいウィンドウから、
最大限情報を引き出して、
各チームの動きを予測し、
自分の立ち位置や立ち回りを判断することで、
自チームの不利を減らして有利を増やす。
これらが私の考える、ダウンしないためにMAPを開くということです。
では順に解説していきます。
何をみるか
開幕直後というより、マップを見るたびに確認したい事ですが、
どこにリスや土地や氷が出現するかを確認します。
自分たちの確保したいエリアはどこなのかを把握するということです。
例えば下図のスタート配置、Aランク1つにBランク5つ、
不滅(自チーム)の確保できそうなエリアは青丸の3つ。

同時に他チームがそれぞれどのエリアを確保し、どこへ動くのかを推測します。
これは始めのうちは難しいかもしれませんが、当たっていなくてもOKだし、なんならフィーリングでもイイ!です。
どっちかといえば推測が当たるかどうかよりも推測をしておくことのほうが大切です。
実際に推測してみます。
黒渦が狙いそうなエリアは赤丸3つ。

双蛇の狙いそうなエリアは黄丸3つ。

ここからどう動くかを推測してみる。
それぞれが一番有利になる動きはどんな動きか。
具体的には
エリア確保で多くのポイントを獲得できて
K.O.によるポイント・戦意値が稼げ
戦闘不能によるポイントの減少・戦意値の減少リスクが少ない
これらを満たす動きは結構限定されそうですね。

黒渦は黒丸を狙いにくい。
高台に上るまで一方的に攻撃されるし、不滅と双蛇がAを取り合えば2の高台から不滅の退路を限定できるうえに自分たちの撤退もしやすい。
1→2と動いて好戦的であればK.O.を取りにくるかも。

双蛇はほぼノーリスクで黄丸2つがとれるからAに動く。

不滅は青丸2つを狙っても双蛇にキルを狙われる。
Aに行っても黒渦にキルを狙われるナチュラルストレス配置かよ。
序盤だしおそらくAへいくかなぁ。
私の場合はこんな感じです。
さらに各チームの動きを推測したうえで、自分たちの確保したいエリアを取りに行くとどうなるのかを推測します。

双蛇と不滅(自チーム)がAを取り合って、黒渦が黒丸付近まで顔を出してくるかな?
キル狙いに来られたら嫌だからなるべく極東(マップ端)で戦いたいななんて考えてます。
これらを、移動しながらできるようにします。
丁寧に伝えるために長々と書いてしまいましたが、
高ランクを取り合うからAに行くだろうな!
なんとな~く、こううごくかな?
でももちろんOK。
むしろ推測したうえで、絶対そう動くと決めすぎないほうがいいです。
相手が実際のところどう動くかなんてわからないし、大人数戦で全ての情報が揃ってから動けることなんてないです。
特にオンサルはテンポが速いので、6割程度の情報で決断しなければなりません。
すこしでもはやく決断するために、少しでも多くの情報を得る。それでいて情報を足枷にしない。
そのためのMAPです。
行動におとしこむ
推測をしたら、味方の動きを見ながら自分の行動に落としこむことが大切です。
東のAランクで戦いが起こりそうだけど、中央高台の下でお花でも眺めにいく。

これは各チームの動きを推測したことと、お花を楽しむ感性は素晴らしいのですが、PvPの立ち回りとしては疑問を感じてしまいますよね。
今回の推測から大切なのは、
東で戦うなら黒渦による挟撃や不意打ちでのダウンを警戒すること
これは、黒渦に有利かつ自チームに不利だからです。
黒渦に挟撃されれば双蛇にも押し込まれるでしょうし、北側を塞がれれば中央へ向かって逃げるかデジョンするしかなくなり、合流に時間がかかったり、大きく分断されることは避けられないでしょう。
早々に双蛇を押し込む事ができて確保できれば問題はなし。
戦いが長引きそうなときは、北側の丘上を警戒しつつ、中央側からのK.O.狙いも警戒してなるべくマップの端へ引くように交戦する。

推測から、自分の立ち回りをイメージして、実践します。
結果と再推測
それでは実際はどうだったでしょうか

味方も少し迷っていますね。
味方の様子を確認しながらAへ向かうと…

黒丸3か所で戦いが起こる。

戦いのないエリアは確保され、それぞれのチームがどこにどれだけの戦力を割いているか概ね把握できる。
(丸をつけましたが、そのままでもどのエリアがどのチームに確保されているかがとても見やすいです。)
黒渦に軍師がいれば不滅は全滅しそうですね。

順当にエリアが確保されました。なるべくマップ端で戦う。
黒渦の動きは…

来てませんね。推測が外れたけどそれもまたよし。
ちなみに、がっつり挟まれて退路がないときは中央に逃げるか、それも無理そうなら諦めずにデジョンします。
今回不滅(自チーム)はAエリアとBエリアで割れることはありませんでしたが、味方の動きは把握したいところ。
というか長々と書きましたが
推測?そんな魔法つかえねえぜ!
という方は味方についていけばOKです。
サーバーや時間によって違いがあるかもしれませんが、本鯖では自軍からなるべく近く、高ランクのリスへ向かう傾向がつよいように思います。
考える数を減らすという方法は、悪くない選択肢だと思います。
私もどっちかというと、対人戦をしにきたんだから考える前にまず攻撃させてくれよ。
というタイプでした。今もですケド…。
今回、黒渦がキルを狙いに来るという推測は外れましたが、ここからも得られる情報はあります。
軍師についてはまた解説しますが、キルを狙いに来ないということは軍師がいないか、次のエリア確保に備えて移動しておく守備的というか実利をとるタイプなのでは?とも考えられます。
繰り返しになりますが、
マップという小さいウインドウから、最大限情報を引き出して、
各チームの動きを推測し、自分の立ち位置や立ち回りを判断することで
自チームの不利を減らして有利を増やす。
ダウンしないことで有利を少しづつ積み上げるのだとしたら、マップをひらくということは、積み上げた有利を崩す状況を作らないための、リスクヘッジの側面がつよいのかもしれません。
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