哀愁謳歌

エッセイ/日記(日常譚)

誰も、枯れた薔薇を撮らない。

枯れた花の、美しい諦めが好きだ。
咲き誇ったという幸せな追懐と、散り際の終わりを臨む哀愁。

薄くなっていく残りのページを、惜しむような余韻。
まだ散ってない。まだ消えないで。
今の君が好きだ。
僕の言葉は慰めにもならない。
哀しそうに優しく微笑んで、ありがとうをひとつ。

繚乱の頃より美しいあなたの心。
彼女に伝える言葉を持ち得ないことが、凪いだ海のようにもどかしい。

散った花弁の死骸だけが、皴だらけの株を明るく照らす。
ネイビーブルーの淀んだ海から潮風が吹いて、薔薇の貴く甘い香りと混ざって溶けていった。


今日は海を見た。
昔から何かあると海を見に公園へ行く。

この公園は、バラが咲いている。
日曜の昼過ぎの公園は大変賑わっていた。
人が多いとどうも居づらい。

薔薇を撮っている人々を見て、感じた事を書いただけなので、意味は分からない。
人生の良いところばっか切り取らないでくれよみたいなことを表したかったような気がするが、よくわからない。

薔薇ってきれいだなって、思うだけじゃダメなの?w

薔薇の隙間をスズメが飛んで、妖精に笑われた気がした。

エッセイ/日記(日常譚)
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